日程 | 2023/09/16-17(1泊2日) |
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山名 | 立山 |
山域 | 北アルプス |
所在地 | 富山県 |
天気 | 雨(1日目)、晴れ(2日目) |
所要時間(休含) | 6時間 |
絶景度 | |
難易度 |
今回は前々から憧れていた、富山県の立山に1泊2日で行ってきた。
1日目は雷鳥沢でキャンプ、2日目は立山三山(雄山、大汝山、富士ノ折立)を周遊登山のプラン。

3連休初日という事もあり、立山駅〜室堂までのケーブルカーとバスは行列を覚悟していたが、並ぶこともなく当日券を購入し乗車することができた。
ケーブルカーのチケット売り場にてmont-bellカードを見せると、立山や雷鳥のイラストが描かれた可愛いポストカードがもらえるので会員なら忘れずに貰っておこう。

立山駅からケーブルカーとバスを乗り継ぎ、1時間半程の道のりで12:30頃に室堂ターミナルに到着。
室堂ターミナル内にある『ティーラウンジりんどう』という喫茶店のランチをいただくことに。
富山の名物を食べようと意気込んでいましたが、立山ブラックカレー(聞いたことない)なる物をチョイス。
見た目は真っ黒。ブラックラーメン然り、黒さに何か拘りがあるのだろうか。
食べ初めは胡麻の甘さを感じ、黒胡椒等スパイスの辛味が後からしっかりと効いきて、今まで食べたことのない味でなかなか美味しかった。

腹ごしらえも済んだところで、片道45分の道のりを15kgのザックを背負い、雷鳥沢キャンプ場まで移動。


重いザックを背負っての移動は大変だったが、流石立山という素晴らしい景色を見ながらの足取りは軽く、すぐに目的地の雷鳥沢キャンプ場に到着。
テントの設営をしていると途中で結構な雨が降ってきたので設営途中のテントの中に一時避難。
これは幸先が怪しい…。

雨雲レーダーを見ると18:00頃までは雨予報だったので、小雨になったタイミングで早々に残りのテント設営をし、キャンプ場の受付を済ませる。
せっかくの立山なのに、テントの中で過ごすのも味気ないので、標高2400mにある『らいちょう温泉』に入りに雷鳥荘へ移動。
小さいが展望のある外湯もあり、まさに秘湯という雰囲気が最高、雨が降っているのもまた乙なもの。

温泉から出て湯冷しに雷鳥荘のラウンジにてチョコモナカジャンボを食べながら雨が上がるのを待つ。
程なくして雨も止み、テント場の横の川で冷やしておいたお酒を回収しテントに戻って夕食の支度。
行きの道の駅で買った富山名物の白エビラーメンとおつまみを肴に晩酌。
曇り空で星空が見れないのは残念だけど、とても贅沢な時間を過ごせた。なかなか疲労も溜まっていたので翌日に備えて21:00頃に早めの就寝。

深夜2:00頃、暑くて目が覚めて(不慣れなテント泊で着込み過ぎ)、テントの外に出るとそこには満天の星空。

友人2人を叩き起こし星空鑑賞。
iPhoneでも撮影できる程に星が大きく10秒に1回ぐらい流れ星が見れる。
街中では絶対に見れない景色に大満足!
3:00頃に再度就寝。5:30頃に日の出という情報だったので早めに起きて日の出を待っていたけど、山の谷間という事もあり、結局朝日が出たのは8:00ぐらいだった。

2日目は登山の予定。
他の方々はテントを張ったまま登山に向かっていたが、我々は登山の後に重い装備を背負って室堂まで歩きたくないという理由で、ますばキャンプ装備をコインロッカーに預けてから登山に向かいます。


9:30頃に室堂に到着し、荷物をコインロッカーに預け身軽になった状態でまずは雄山に向けて山行開始。
一の越までは緩やかな斜面に雄大な景色が広がり気持ちの良いハイキングという感じだけど、贅沢にも丸一日似たような景色を見続けて割と慣れてしまっている状態。



一の越を超えた辺りから、斜度が上がり結構渋滞ができていました。


雄山山頂には立派な神社、本堂がありましたが、混雑であまりゆっくり出来なさそうだったので、早々に通過し大汝山を目指すことにしました。


雄山で引き返す人が多い様で登山者の数がかなり減りました。
渋滞から解放され、稜線歩きが続き尾根風が気持ちがいい。
雄山までの予定の方も、少し足を伸ばして大汝山まで行ってみるのもいいかもしれません。
20分程歩いて立山最高峰の大汝山に到着。
雄山よりも眺望が開けており北アルプス側も一望出来ます。
立山側と北アルプス側で全く違う2つの絶景を見ることができ、他では感じることの出来ないスケールの大きさを体感しました。


大汝休憩所でお昼休憩の後、富士ノ折立山頂へ向かいます。

今まで北アルプスや南アルプスの山も登ってきましたが、ここまで雄大な景色は見た事がなく本当に来て良かったと感動しました!


富士ノ折立を出て大走りを駆け降り、昨晩テントを張った雷鳥沢キャンプ場に戻りました。
キャンプ場横の沢で休憩を挟んでから室堂まで戻ります。
キャンプの疲れもあり結構疲労が溜まっていたので、先に荷物を置きに行って本当に良かったと思いました。


無事16:00頃に室堂に帰還し、ロッカーに預けた荷物を取り帰路に着くも、行きとは大違いでバスとケーブルカーは長蛇の列。
キャンプと登山で満身創痍かつテン泊道具の詰まった重いザックを持っての待ちは大変でした。
夕方の帰宅ラッシュの時間帯は出来れば避けた方が吉かもしれない…。
何とか車まで戻り夕食の前にお風呂を探し、昭和感溢れる温泉『ひらきの湯』を見つけ汗を流して疲れた体を癒します。
レトロな雰囲気がいい大衆的なお風呂でした。
さっぱりしたところで、夜遅かったけどせっかく富山に来たので締めにお寿司を頂きました。
同じ海で獲れた魚なのに北陸で食べる寿司は何故こんなに美味しいのだろうか。


お腹も満たされ帰路につき、自宅に深夜0:00頃の到着となりました。
今回の山行はどの場面を切り取っても素晴らしい山行となりました。
流石の立山、山好きなら行って間違いないです。
次に行く時は剱岳に登ってみたい。
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